半世紀以上続くグットデザイン

date. 2019/04/02

皆さまこんにちは。

４月を迎えいよいよ春の訪れとともに、新年号【令和】が発表されましたね。

平成生まれの方が入社してきたときには、先輩方と驚いておりましたがそれも随分昔のことです。

年号がかわることで何か大きな変化があるのか、いまのところまだわかりませんが

それでも新しい【こと】や新しい【場所】、新しい【物】に興味がわいてきますよね。

そんな新しい時代を迎える今こそ、

古くから愛されている【物】があり、また今も尚愛され続けている【物】を今回ご紹介して行きたいと思います。

 

 

【白山陶器　ねじり梅】

 

１９６０年代より永く生産されている白山陶器の定番シリーズ。

 



 

 

伝統的な手濃みの技法で丁寧に染付けた呉須の色合いは味わい深く、

大胆にレイアウトされた梅のデザインはお祝いごとなどご家族の食卓にぴったり。

 



 

豊富なサイズ展開で色々な用途ととして活躍してくれるアイテムです。

 



 

 

【白山陶器　Ｇ型しょうゆさし】

 



 

半世紀にわたるベストセラー商品。

開発当時、陶磁器のしょうゆさしには機能的でモダンなものがなく、磁器という素材や機能、また日本の生活様式をデザインとし

それらを融合させて完成したしょうゆさしです。

 



 

 

硬度が高く耐薬性にも優れ、吸水性がなく衛生的。安定感のある底の形状、にぎりやすいくびれしょうゆを

補充しやすい大きめのフタで垂れにくい注ぎ口が特徴。

１９６０年度第一回グッドデザイン賞を受賞。

ご家庭の１つは持っておきたいキッチン用品です。

 

【大館まげわっぱ　秋田杉工芸品】



 



 

「曲げわっぱ」とは「曲物まげもの」とも呼ばれる、薄く加工した木材を曲げて作られる伝統工芸品です。



特に秋田県大館市の「大館曲げわっぱ」は有名で、１９８０年に日本の曲物の中で唯一、国の伝統的工芸品に指定されています。



その為２０１２年に自然保護の観点から天然秋田杉の伐採禁止が決定し、２０１３年から伐採が禁止になりました。



現在ではストックされた限られた材料しか使用できなくなり、希少価値が上がっています。

 



 

最近ではＳＮＳでよく見る機会が増えたまげわっぱですが、見た目の美しさだけではなく、



木（天然秋田杉）がお米の余分な水分は吸い取り、また乾燥しすぎることを防ぎます。


そのためご飯を長く美味しく保つ事ができ、また杉には殺菌効果があると言われています。

「曲げわっぱ」のお弁当箱が人気の理由も納得です。

 

【南部鉄器　急須】

 



南部鉄器は約４００年前の歴史を誇る、岩手・盛岡の伝統工芸品です。

 



 

保湿性に優れ、陶器や磁器に比べて格段に割れにくいという特徴はもちろん、

鋳肌独特の質感、風合いから生まれる温かみと心安らぐ美しさをもっています。

他の素材では表現できない日本の『侘び・寂び』といった情緒があります。

また急須の内側にホーロー加工を施してありサビる心配もありません。

 

※こちらの商品はSタイプのみのご用意となりますので、予めご了承ください。

 

永きに渡り愛される製品を是非店頭でご覧下さいませ。

皆さまのご来店を心よりお待ちしております。

 

TURU